人を動かすのは規則やルールではなく「感情」

こんにちは。

夢の国COACH 青柳伺智代です。

暑いと思っていると

突然の雷雨…

何だか落ち着かない天気が続いている2024年夏の終わり

今日、「夢みる小学校」という映画をみてきました。

これは全国数か所に実在している「小・中学校」の

ドキュメント映画です。

一般的に、学校…というと

時間割があって

校則があって

先生がいる

そういう認識の人がほとんどだと思います。

目次

時間割や校則、先生のいない学校

夢みる小・中学校には

生徒が自らつくった時間割で

運営されています。

そこには、国語や算数、理科、社会

…というような教科が1つもありません。

内容は…というと

「うどんを作る」

「遊び場を作る」

「ダンスをする」 など

そういう体験をとおして

教養を自然に身につけていく…という学習法なのです。

例えば…

うどんを作る過程で

種からうどん粉を作るので

理科で学ぶようなことが自然に必要になってきて

その中で、学んだり

うどん粉からうどんを作る過程で

粉と水の割合、美味しいスープのつくりかた

こねてから寝かす時間や湯で時間等、算数の知識を学ぶのです。

用意された仕組みから学ぶのではなく

必要に迫られて学ぶ知識だからこそ

生きた情報となって、しっかりと身につくのですね。

それと、この学校には先生がいません。

いるのは、わからないことが起こったときに

教えてくれる「お兄さん」や「お姉さん」のような人がいるだけです。

だから、先生が時間割をもとに

授業をする…ということがないわけ…。

子供たちは、自分でつくった椅子に腰かけ

自分でつくった机で勉強します。

机の向きは、皆それぞれ…

中には床に寝そべって勉強するひとも…。

それを注意することはありません。

そう…やってはいけないこと、やらなくちゃいけないこと等の

規則やルールが1つもないのです。

そういう環境は理想だけど

学力が心配…

大人になって社会に出たときが心配…

そう思いますよね

ルールや規則では「人」は動かない

人が動くのは「感情」

規則やルールで動いているわけではないんですよね

規則がないかわりに「思いやり」が生まれたり、自立していく

規則やルールは、心の成長を止めてしまうことが多いのです。

私はこれまで多くの企業で研修を担当させていただきました。

企業によっては、休憩室や会議室の壁に

何枚もルールや規則のポスターを掲示ているところもありました。

ルールや規則だから「守る」

事故が起こったとき

「ルールが決まっていなかったことを原因にしていまう」

いかがでしょうか。

事故を起こしたのは「ルール」が原因ではなく

「人」の問題だったり

「気持ち」の問題なのです。

社内環境は、ルールでは改善されません。

もっと大事なのは

仲間への思いやり

自社を誇りに感じているかどうか

仕事に遣り甲斐をもっているかどうか…だと感じます。

「人を動かすのは規則やルールではなく感情」

そのために大切なのは

意識を高める研修だと感じています。

社内教育は順番が大事

私が「新入社員研修」を行うときに大事にしているのは

教える順番です。

①意識付け

②知識

③技術

長くなってしまったので

なぜ順番が大事なのかは

また別の機会にお伝えします。

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